奄美方言音声データベース

方言五十音別索引:ハ バ パ

語彙数:385

1.(名詞)しめったふけ。掻くと爪につくが、ぽろぽろ落ちない。(類)irixi、mojaha ; hwgoro
2.ハゲぃ(名詞)はげること。はげ。(頭髪、山肌、塗り、染めなどの)
3.ハゲぃルリ(動詞)はげる(頭髪、山、塗物が)。あせる(色が)。
4.ハーガマチ(名詞)赤っぽい髪。赤茶けた髪。悪い方に評価される。
5.ハゲぃガマチ(名詞)禿げ頭。程度のひどいのはhagcburuと言う。
6.ハゲぃツぃブル(名詞)つるっぱげ。やかん頭。haggamaciより程度がひどく、つるりと禿げているもの。人を悪く言うことばで、面と向かっては使えない。(類)haggamaci
7.ハーズぃラ(名詞)赤ら顔。(酒を飲んだり、梅毒のために赤くなった顔。)(×恥ずかしがって赤くなった顔は、haasa naa.と言う。)
8.ハナ(名詞)鼻(人、動物の)。《小鼻》は取立てて言わない。
9.ハナンくス(名詞)鼻くそ。
10.ハナンシル(名詞)薄い鼻水。水ばな。×濃い鼻水は(類)hanadari
11.ハナダリ(名詞)鼻汁(青みや黄みを帯びた濃いもの)。×薄いものは(類)hanaNsiru
12.ハナジ(名詞)鼻血。(類)cii
13.ハーバナ(名詞)赤い鼻。(寒気に当たって、あるいは梅毒など病的な原因で。)
14.ハナスぃズぃ(名詞)鼻筋。
15.ハナンサキ(名詞)鼻の頭。
16.ハナンムぃ(名詞)鼻の穴。
17.ハナンけぃ(名詞)鼻毛。
18.ハナンズぃ(名詞)鼻の呼吸の機能をつかさどる器官と思われたもの。[昔話に出て来る言葉][昔、ある所に悪神が2人居て、どこそこに病人が居るから、そこに行ってhanaNzを取出し、死なせてしまおうと相談していた。これを暗闇の中で立聞きした人間が、悪神たちに知られないように、あとをつけて行って、病人の家に行った。病人のhanaNzを取って袋にしまって、その家を立去った悪神たちのあとを、その人は再びつけて行って、暗闇の中で、hanaNzの入った袋と、別の袋とをすり代えた。そして大急ぎで病人の家にとって返してみると、すでに病人は死んだと言って、家人が泣悲しんでいた。この人はすぐ袋からhanaNzを取出し、死者の鼻の中に入れると、再び息を吹返し、よみがえった、と言う。
19.ハナクジリャ(名詞)鼻のつまったもの。鼻づまり。(類)kuzirja、kuziruri
20.ハナヒリ(名詞)くしゃみ。
21.ハナ ヒルリ(連語)くしゃみをする。くしゃみが出る。[鼻の穴にこよりを入れて大きなくしゃみをする人が居る。]
22.ハナ ハックリ(連語)〈1〉香辛料で強く鼻が刺激される。鼻につんと来る。〈2〉人の話の腰を折り、話し手に恥ずかしい思いをさせる。(話し手に同情した捉え方。)
23.ハナ アガルリ(連語)うぬぼれる。
24.(名詞)歯(人、獣、魚などの。櫛の)。古くはhwa.《乳歯》はciibaだが、《永久歯》を特に言う語は無い。《歯を入れる》は、haa wruri(《植える》の意)だが、《入れ歯》はiriba.
25.ハンくス(名詞)歯にたまるかす。歯くそ。
26.ハッキラゴンゼ(名詞)歯の抜けたもの。子どもの乳歯の抜けたものや、年寄りによく言う。goNzeの意味はわからない。《やつ》に当たるような気持ちで使っている。
27.ハシシ(名詞)歯茎。歯の根もとの肉。
28.ハとムヌぃ(名詞)鳩胸。
29.ハい(名詞)肺(人の)。hukuの新語。病気に関して使う。(類)ha'ibjoo
30.ハガビ(名詞)陰毛のない女陰。

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