奄美方言音声データベース

方言五十音別索引:メ

語彙数:31

1.メぇツチュ(名詞)ひたい。広いのを美しいとする。《富士びたい》《生えぎわ》という意味のことばは無い。
2.メぇーバ(名詞)前歯。(対)ukuba
3.メぇー(名詞)hi《女陰》を上品に言う語。前。(類)sjaa
4.メぇヘぇルリ(動詞)〈1〉負ける。[動詞]の部を見よ。〈2〉かぶれる(ウルシ、薬などに)。×感化される意味には使わない。
5.メぇースぃバ(名詞)着物の褄、普通、上前のこと。
6.メぇーハバ(名詞)前巾(着物の身頃の)。(対)xusihaba
7.メぇンシェル(名詞)綿セル。経糸が木綿で緯糸が梳毛糸で織った布。hoNsjeru、kinusjeruより品が落ちるが、それでも一般には着られなかった。坐ると、しわが寄りやすい。(類)sjeru
8.メぇークサ(名詞)機草。経糸を巻取る'umaki《千巻き》に添えて芯にするもので、以前はススキの茎や木の棒を入れていた。今は代わりに厚紙や新聞紙などをはさみこんで巻いている。
9.メぇリケぇンこ(名詞)メリケン粉。xumugixu《小麦粉》の新語。
10.メぇーラドゥ(名詞)舞良戸。書院造りの建物につける建具の一種。
11.メぇーシムン(名詞)燃料。すなわち柴、木屑、かんな屑、木の枝、薪、hiixの太い木、炭などで、'juru'i《いろり》、ziro《炉》のかまど、風呂、火鉢等で用いる。(類)acaceQkemuN.
12.メぇーシゲぃ(名詞)薪。ただx《木》ともいう。大和村、住用村は木が多いが、喜界島は山がないので薪は住用や古見などから買っていた。太い木は割り、長さ2尺5寸くらい(斧の柄の長さ)に切りそろえ、割り竹でくくって束にして売る。薪になる木としては次のようなものがある。siigi《シイ》、szarag《ヤブニッケイ》、hazig《ハゼ》、kuruboo《クロバイ》、cNg《ホルトノキ》、macg《マツ》、haamomo《モッコク》、'jusg《ユスノキ》、nabwarja《ゴンズイ》、haa'jus《ヤマサカキ》、ukizasi《ヤマベキ》、igoro《カクレミノ》、oo'jag《シマタゴ》、saxaki《サカキ》、abu《イヌグス》、huNg《ホオ》、'janagi《ヤナギ》、'jonag《ヤマアサ》、sjamag《エゴノキ》など。
13.メぇールリ(動詞)燃える(物が火となって焔をあげて)。×《燃えるような赤》、《燃える心》などの言い方はしない。
14.メぇースリ(動詞)燃やす(物に火をつけて、火中に投じて)。(類)'jaxuri、axuri
15.メぇーキルリ(動詞)燃えつきる(完全に燃えて灰となる)。×《生命が燃えつきる》とは言わない。
16.メぇーナデくシナデ(名詞)非常にかわいがって育てること。猫かわいがり。
17.メぇー ヌ ヤーチぇ ホゲトゥン キン(連語)穴が8つあいている着物。今里の親noro武田ウット氏の秘蔵するもので、長田は昭和35年に武田氏を訪ねた際見る機会を得た。(夜中にこっそり見せられた。)親noroは昔は白ウマに乗って山から降りて来たというが、そういうときウマにでも着せたのかと思われるような形をしている。白いもの。]
18.メぇーラブぃ(名詞)娘。(年令から見ての。初潮のある15、6才から20才くらいまでの未婚の女子を言う。外見で未婚、既婚の別が解らない場合は(本土のようなお歯黒の習慣は無かった)年令の感じだけで言う。昔はmeerabになった(すなわち女になった)しるしに手の甲にhazki《入れ墨》をしていたといい、老女で入れ墨をしている人もまれに居るが、その風習は廃れた。)(×親子関係から見ての《むすめ》は(類)'onagunukwa)(類)nese
19.メぇーランきャ(名詞)娘たち。meerabNxjaの略した形。
20.メぇンガ(名詞)聞き分けのよい子。いい子。(泣く子をなだめたり、子どもの機嫌を取って言うことを聞かせたりするときに用いる。対象は10才くらいまで。)(類)amasikiki
21.メぇンド(名詞)迷惑。面倒。厄介。(日常の細かいことで、他を煩わすような場合にいう。×大きな損害を与えるような場合には用いない。〜sraQta.《〜された》と、迷惑を蒙った方はいう。×「面倒を見る」という用法は無い。)(類)sje'wa sjuri
22.メぇヘぇルリ(動詞)負ける。(戦争、喧嘩、勝負事、競争などに。)(対)xauri
23.メぇウチグンマ(名詞)mzguNmaの一種。(類)mzguNma
24.メぇガヌぃシバヤ(名詞)のぞき眼鏡。村々に廻って来ると、子どもたちは1銭か2銭かの料金を入れて、のぞいていた。
25.メぇージャ(名詞)芽(穀類、豆類、いも類、タマネギ等で蓄えておくうちに出て来る白ひょろひょろした芽。それをもと(種、球根等)にして次のものを育てるならよいが、芽が出たものは、食べるには適さない状態となる)。
26.メぇールリ(動詞)生える(木、草、ノリ、キノコ、かびなどが。頭髪、higi《ひげ、体毛》、爪などが)。
27.メぇーハギ(名詞)前足(獣の)。(対)xusihagi
28.メぇー
29.メぇンドクササリ
30.メぇ

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