奄美方言音声データベース

方言五十音別索引:ケ ゲ

語彙数:15

1.ゲぃチ(名詞)しゃっくり。gci sjuri.《しゃっくりが 出る(する)。》と言う。
2.ゲぇう(名詞)げっぷ。ge'u sjuri.《げっぷを する。》と言う。
3.ケぇッシルリ(動詞)便秘する。(類)kusuzmari
4.ゲぇンロクスデぃ(名詞)元禄袖。本土から大正時代に入って来たものと思われる。
5.ケぇ−シクビ(名詞)広衿を折り返して着ること。上層の女たちは明治の末ごろまで着物を広衿仕立てにし、裏衿に浅葱木綿などをつけて、それが表に出るように折返して着た。本土と同じ着方になったのは、大正に入ってからのことである。
6.ゲェた(名詞)下駄。→asizja
7.ゲぃスぃ(名詞)神から指して言う人間。noroによってうたわれるomori《神歌》や、昔話、呪文などに出て来る。[昔、神と人間はもっと身近に生活しており、たがいに話をすることが出来た。そのとき神は人間のことをgsと呼び、人間が近づいて来ると、gsxusasa《人臭い》と言ったという。(長田が幼時に老人から聞いた話。)](gisの形をとる場合もある。)
8.ケぃンブツぃ(名詞)〈1〉見物。催しものなどを見ること。〈2〉(立派で、大きくて、すばらしくて)見事(だ)。(おもしろくて、かわっていて)見ものだ。
9.ゲぇシク(名詞)下宿。名瀬には各種の学校があり、下宿する人も多かった。大和浜では駐在所の巡査や小学校の教員など少数の独身の公務員が民家に下宿をしていた。下宿屋という職業的なものは無かった。(類)'jadoNnusi
10.ゲぇいシャ(名詞)芸者。本土から流れて来て名瀬の料理屋に居た。本土の風俗で日本髪に結っていた。子ども心にはとても美しく思えた。(類)asjbi'onagu
11.ゲぃムルゲぃ(名詞)ゴモジュ。大島特産の木。桃色がかった白い小さな花が咲き、夏赤い小粒の実を結ぶ。生垣に用いる。枝は強靭なのでウシの尻を叩く鞭にする。子どもたちはこまを作ったり、実を食べたりする。奄美が北限。
12.ゲぇマ(名詞)ギーマ。ヤマに自生する高さ3、4尺の木。奄美が北限か。米粒より小さい黒い実をつける。食べると舌が黒くなるほどである。
13.ゲぇーゲぇー(擬音語)げえげえ(嘔吐の形容)。
14.ケぇン(接尾辞)…間。長さの単位、1間は約1.8m。以前は、歩幅で長さを計るのが一般的だった。
15.ケー・ケールリ

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